刑事事件の裁判の流れについて

裁判で被疑者は被告人となる

刑事事件で逮捕され、容疑が認められれば被疑者は検察官によって起訴されることになります。
ここからは被疑者は被告人となるのです。
裁判所で裁判を行うことを公判と呼びますが、第一回の公判は概ね起訴から1ヵ月後に行われることになります。
被告人はこれに出席することとなります。

刑事事件の裁判のほとんどは1回で終わる

ニュース報道などですと大規模な事件については公判は複数回、しかも1年以上継続するイメージが強いものです。しかし実際には刑事事件のほとんどが1回目の公判でほぼ終了しており、手続きが長引いても2〜3回が最も多くなります。
また第一回公判は1時間以内で終わることが多く、判決の言い渡しも5分以内に終了することも多いのです。
裁判の流れというのはドラマなどで見ているよりもかなり簡潔で早く終了するのが実情となっているのです。
しかがってこの公判で言いたいことをすべて裁判所に伝えることが重要となることから、弁護士と事前にしっかり協議をして準備万端で裁判に臨むことが重要となるのです。

判決を受けてその後の対応が決まる

審理がすべて終了すると判決を言い渡す公判が開かれます。
無罪か有罪かとともに有罪のときにはどのような刑を与えるかが示されることになります。
また有罪判決には、実刑判決と執行猶予判決の2つが存在することになります。
判決の結論に不服がある場合には高等裁判所に控訴することが可能となります。
刑の執行は刑が確定してから行われることになります。
罰金刑であれば罰金を支払うことになりますし、実刑判決であれば刑務所に収監されることとなるのです。
ここで裁判費用を支払うことを命じられることもあるのです。
こうして刑の執行が終わると一連の裁判の流れは終了ということいなります。
様々な手続きがおこなわれますが、実際の裁判は想像以上にスピードの速いものといえるのです。